今日もまたバイクのことを考えて

バイクに目覚め、あんぽんたんな視点でバイクライフを綴っています。

ツーリング 野生動物について考える

奈良奥山ドライブウェイに行った。


山道を走行していると、小鹿が急に飛び出し、パニックブレーキ。
危なく衝突を避けるために転倒するところだった。
 
鹿は本当に周りを見ずに飛び出してくる。
もしくは見えているのに、突っ込んでくる。
北海道のエゾシカも同じ。
車が大破するだけではなく、人命に関わる結果になるので、本当に恐ろしい。
 
私も北海道に住んでいた頃、他の人が運転するワゴン車に乗車していた時に、小鹿と接触
小鹿は可哀想にその場から動けなくなっていた。
 
北海道旅行に行く人は、野生動物には本当に気をつけて欲しい。
 
キタキツネは寄生虫エキノコックス
宿主であり、宿主率ほぼ100%と言われている。
人が接触し、虫卵を経口摂取することにより移行するため、キタキツネが可愛いいからといって触るのは危険だ。
 
エゾシカも可愛いいが、増えすぎて田畑を荒らす。
前述のように交通事故も多発している。
 
北海道の生物界の王者、ヒグマ。
道産子はヒグマの恐ろしさを、小さい頃から叩きこまれているので、頭数管理が必要であることは常識だ。
 
熊がいないと、森が痩せる。
絶滅に追い込んではいけないが、民家に顔を出し餌をあさる、人を襲うようになれば、残念ながら駆逐対象となる。
 
猟銃でないと、駆逐が出来ないのに、猟師は減少傾向だ。
しかも対ヒグマは至近距離となるため猟師は命掛けとなる。
 
残念な結果を引き起こさないためにも、
観光客がどうしてもヒグマに餌を与えたいのなら、登別クマ牧場へ。
愉快な仲間が、楽しい仲間が待っている。
 
私は動物が全般的に好きだが、ヒグマだけはどうしても受け入れられない。
恐怖の対象だ。
 
山頂で鹿の糞を避けながら、ヒグマ問題について熱く考える。
美しい奈良の景色も、鹿の糞とヒグマの恐ろしさで上の空だ。
 
ちなみに奈良奥山ドライブウェイは剥き出しの山道なので、初心者にはかなり危険だ。
道が狭いのに加え、沢山の石に乗り上げ、油断すると山道から斜面へ落ちそうになる。
途中の整備道路迄の走行にしておけば良かったと、何度も後悔する羽目になる。
 
初心者ライダーは、油断が出来ないツーリングコースがあることを学んだ。