今日もまたバイクのことを考えて

バイクに目覚め、あんぽんたんな視点でバイクライフを綴っています。

大型自動二輪教習⑧ 卒検ですよ

YouTubeで、バイクのUターンや小旋回の仕方、白バイの動画をよく見ている。
 
バイクに乗るのは本当に難しい。
私はリーンアウトがいまだに出来ない。
練習する場もないから仕方ないのかもしれないが、バイクを傷つける覚悟で練習しないと攻略が出来ないと思う。
 
教習所でこっそりリーンアウトを試してみるも、ただ身体がアウトに流れているだけだ。
ジムカーナに足を踏み込むか。
自分のバイクを傷付ける可能性が高いため、躊躇してしまう。
 
バイクは本当に奥が深い。
免許さえ取れば、誰もがシレッと乗っており。
こんなにも一般的なのに、MTバイクほど乗りにくい乗り物はこの世にないと思っている。
 
何故こんなにも乗りにくい乗り物に乗っているのか疑問に思うことがある。
ただバイクに乗らないと、ウズウズしてくる。
 
バイクは逃げやしないのだが、乗らないと気持ちに焦りがでてくる。
禁断症状の一つだ。
 
願わくば、ずっとライダーで居続けたいと思っている。
 
大型自動二輪教習の卒検は、あっさり無事に終わった。
卒検日は、受験者の半数近くが卒検失敗と、希にみる波乱な日であったらしい。
 
私も卒検はたまたま上手くいっただけだと思う。
タイムは無視、初っ端からクラクションを誤って鳴らし。
何をやっているのだ、私!と自分に呆れながら運転していた。
 
落ちても良いと思いながら走行していたのが、功を奏したらしい。
 
卒検後の説明会では、普通自動二輪の人に対し、大型自動二輪を引き続き受けるのか、指導員より確認がある。
 
引き続き教習を受けると割り引き制度があり。
私も制度を利用していると、普通自動二輪の方に名指しで例として紹介される。
 
ん?私は割り引き制度は利用していないぞ、と思うも否定は場の空気を濁すため、沈黙を守る。
つくづく日本人だなぁと自覚しながら、教習所を去る。
 
とうとう自動二輪の最高峰免許を手に入れた。
あんなに、ど下手だったのに。
やはり諦めないことは大事だ。
どんなに笑われても、馬鹿にされても、経験さえ積めばなんとかなるようだ。
 
人生は意外と捨てたものじゃないらしい。