今日もまたバイクのことを考えて

バイクに目覚め、あんぽんたんな視点でバイクライフを綴っています。

公道に出るまで② ペーパーライダー講習

免許を取ったが、納車まで1ヶ月半ある。
不安だ。
正直、教習所を卒業しても、公道を走れる気が全くしない。
 
加害者にも被害者にもなりたくない。
ひとまず、他の教習所で行われるペーパーライダー講習を申し込む。
125ccを選択し、いざ教習へ。
 
ホンダCB125Fは、今ギアが何速に入っているか表示される、素晴らしい。
発進停止、外周、スラロームなど繰り返す。
 
「ここまで走ってきてどうですか?
教習所の違いはありますか?」
 
指導員に聞かれ、比較としてスラロームがゆっくりであることを告げたため、指導員の目が光る。
プライドを刺激してしまった。
 
指導員が運転するバイクに、タンデム(二人乗り)スラローム加速走行を何度も繰り返される。
 
指導員のスラロームは半端ない、速い、上手すぎる。
バンク(車体を内側に寝かした状態)が深い。
バンパーが地面に当たりガリガリ音を鳴らす。
 
しかし、もういい、もう解った。
タンデムは予想以上に怖い、振り落とされそうになる。
世の中のタンデムしているカップルを尊敬して見てしまう。
 
スラローム時、指導員の上半身の力の抜け具合は流石だ。
見習いたいが、教習所の違いなど返答をしてはいけないことも学んだ。