土日ライダー参上?
実践あるのみと、雨降り以外の土日はツーリングで、 走行の練習を重ねる。
行き先は、関西圏。
京都、滋賀、奈良、和歌山、兵庫へ。
Z125PROは100kg位しかないので、 取り回しがしやすい。
ただ125ccは高速には乗れない。
正直、下道だけだと厳しく、 軽量ゆえにバイパスでは風で吹き飛ばされそうになる。
高速に乗りたいと、帰り道は何度も思う。
車からの無理な幅寄せや車線変更。
バイクが見えていないのか、危なく何度も事故りそうになる。
右折車はひき殺しにくると疑い、周りが全て敵に見える。
猜疑心だけが育つ。
車間距離を敢えて取っているのに、無理な追い越しをし、 間に入る車。
「バイクは急に止まれない」とドライバー向けに。
私の身体の前後に張り紙をし、啓蒙活動をしながら走ろうかと、本当に思 った
(しないが)。
大阪はバイクのすり抜けが異常だ。
正気を疑うほど、無茶なすり抜けをしてくる。
すり抜けは違法ではないのかもしれないが、 大阪の公道は慣れないとかなり疲れる。
仕事でレンタカーを使う機会があると、 車は本当に天国だと感じる。
雨風もしのげ、運転中にコーヒーも飲める。
車体は頑丈だ。
車の有り難みが身に染みる。
ツーリングに行く前は、家中掃除をし、 毎回家に戻ってこれないかもしれないと、
もし甥っ子や姪っ子がバイクに乗りたいと言い出したら、まずは車を薦めるだろう。
勿論バイクは風を感じて走るので、 車では味わえない楽しさがあるし、病みつきになる。
その土地の匂いを直に感じる利点もある。
もっと上手に運転が出来るようになりたいと、向上心が増す。
だが危険が常につきまとう。
ライティングスキルや危険予測も必要だ。
雨風、寒暖差で精神的にも体力的にも消耗する。
道路の凹凸で尻が痛い。
走行中、身体やヘルメットに虫がぶつかると、凄い音と衝撃で、 銃で撃たれたのかと思う。
ツーリングは修行だと思うようになった。