公道に出るまで④ ライティングスクール
次はライティングスクールへ学びに。
まさか私の人生で、F1で有名な鈴鹿サーキットへ来れるとは。
ひとり感極まっていた。
初心者クラスを選択、バイクはお馴染みCB400SF。
青色の外観が美しい。
相変わらず格好良いバイクだ。
しかし、Uターンが出来ず、誤って転倒。
バンパーが付いていないため、足元のペダルをへし折る。
バイクに左足を挟み、かなりの激痛。
大丈夫ですと、平静を装い強がりを言うもかなり痛い。
私のプロテクターの先が脛に刺さり、
半年経過しても、未だに腫れが治らない。
まさかプロテクターに攻撃されるとは。
恐るべし。
そして、ごめんよCB400SF。
「目線が近い」
「身体が一緒に動いていない。」
「左足の力が弱い」
ダメ出しの嵐だ。
前半は口調が丁寧だった指導員も、後半は指導に力が入る。
「おらー、身体が動いてねぇぞー!」
「は、はいー!」
ここは軍隊でしたか、私はいつの間にか入隊していた。